【2026年最新版】Amazon出品者アカウント開設・初期設定 完全マニュアル
このマニュアルでは、Amazonで商品を販売するための「出品者アカウント」を作成する方法を、初心者にも分かるように解説します。
Amazonは、個人でも商品を販売できるサービスです。
会社を持っていなくても、副業として物販を始めることができます。
ただし、アカウントを作るだけでは準備完了ではありません。
最初の設定を間違えると、次のようなトラブルにつながります。
- 何も売っていないのに月額料金が発生する
- 本人確認の審査に通らない
- 認証コードが届かずログインできなくなる
- 商品が売れたのに売上金を受け取れない
- 配送料やポイントの負担で利益が減る
- 発送が間に合わず、アカウントの評価が悪くなる
せっかく利益商品を見つけても、販売するためのアカウントに問題があれば意味がありません。
だからこそ、最初に正しく設定しておくことが大切です。
このマニュアルでは、Amazonの公式情報をもとに、登録方法だけでなく、物販を始めるうえで確認しておきたい初期設定まで解説します。
画面の表示や設定項目は変更されることがあるため、実際の登録画面と異なる場合は、画面上の最新の案内を優先してください。
アカウント開設までの4ステップ
STEP 1:登録に必要なものを準備する
STEP 2:大口出品・小口出品を決める
STEP 3:Amazon公式サイトからアカウントを作成する
STEP 4:登録完了後に初期設定をする
この順番に進めれば、必要な手続きを整理しながら出品準備を進められます。
STEP 1|登録前に必要な7つのものを準備しよう
Amazonの出品者アカウントを作成するには、本人確認や売上金の受け取りに必要な情報を登録します。
途中で書類を探したり、銀行口座を確認したりすると手続きが止まってしまいます。
登録を始める前に、次の7つをそろえておきましょう。
① 出品用のメールアドレス
おすすめは、物販専用のGmailを新しく作ることです。
Google アカウント作成ページ
https://accounts.google.com/signup
Amazon公式の登録ガイドでは、通常の購入用Amazonアカウント、Amazon Business、Amazon Payで使用しているメールアドレスとは別のアドレスで登録するよう案内されています。
普段の買い物用と分けておくと、Amazonから届く大切なお知らせも管理しやすくなります。
例えば、次のようなメールが届きます。
プライベートのメールに埋もれないよう、出品専用のアドレスを用意するのがおすすめです。
注意:すでにAmazonブランド登録・Amazon広告・ベンダーセントラルのアカウントを持っている場合は、アカウント連携のため同じメールアドレスを使用するよう公式が案内しています。
② 携帯電話番号
本人確認やログイン認証に使う電話番号を用意します。
SMSを受信できるスマートフォンの番号が便利です。
登録途中で認証コードが届く場合があるため、手元にスマートフォンを置いて進めてください。
できるだけ長期間使う予定の番号を登録しましょう。
電話番号を変更するときは、古い番号が使えなくなる前にAmazonの登録情報を更新してください。
認証方法によっては、古い電話番号にコードが送られ、ログインできなくなることがあります。
③ 顔写真付きの本人確認書類
Amazon公式が案内している主な本人確認書類は次の2つです。
- 運転免許証
- パスポート
どちらも有効期限内のものを使用します。
おすすめは、運転免許証です。
住所も記載されているため、登録情報を確認しながら入力しやすいからです。
ただし、免許証しか使えないわけではありません。
パスポートでも本人確認を受けられます。住所確認が別途必要な場合は、Amazonが認める住所証明書類を用意します。
運転免許証の場合は表面と裏面、パスポートの場合は顔写真のページと必要な署名欄を確認してください。
④ クレジットカード
Amazonの利用料金などを支払うためのカードが必要です。
公式の本人確認案内で利用可能とされている主なブランドは次のとおりです。
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
利用できるカードブランドは変更される可能性があるため、登録時にも確認してください。
カードは原則として本人名義のものを用意すると、情報をそろえやすくなります。
また、Amazonの料金を支払える有効なカードであることも重要です。
仕入れ用カードは別にしておくと便利
物販では、仕入れ金額やAmazonの手数料を管理する必要があります。
生活費と物販の支出が混ざると、実際にいくら利益が出たのか分かりにくくなります。
物販専用のカードを用意しておくと、毎月の支出や確定申告のための記録を整理しやすくなります。
ただし、カードで仕入れる場合も、引き落としまでに売上金が入るとは限りません。
クレジットカードの利用枠を、使ってよい仕入れ予算と考えないことが大切です。
⑤ 売上金を受け取る銀行口座
Amazonで商品が売れた場合、売上金は登録した銀行口座に振り込まれます。
個人で登録する場合は本人名義、法人の場合は事業者に対応した口座を用意します。
物販専用の銀行口座を作っておくと、お金の管理がしやすくなります。
売上金の入金だけでなく、仕入れ代金や経費をまとめて管理できるためです。
登録前に次の情報を確認してください。
- 銀行名と銀行コード
- 支店名と支店コード
- 口座種別
- 口座番号
- 銀行に登録されている口座名義
特に、口座名義は後から入金エラーの原因になりやすい項目です。
銀行に登録されている正しい表記を確認しておきましょう。
⑥ 取引明細書・住所確認書類
ここは、本人確認で間違えやすいポイントです。
Amazon公式の登録ガイドでは、過去180日以内に発行された取引明細書が案内されています。
主な例は次のとおりです。
- クレジットカードの利用明細書
- インターネットバンキングの取引明細書
- 預金通帳
さらに、登録者の区分や審査内容によっては、住所確認書類や銀行口座確認書類の提出を求められる場合があります。
住所確認書類の例として、公共料金の明細書や住民票なども案内されています。
書類を準備するときの注意点
書類は、求められている情報が確認できるものを選びます。
確認したいポイントは、氏名・住所・発行日・発行元などです。
銀行口座の確認書類では、銀行名や口座番号なども必要になります。
必要な情報が不足している書類では、再提出を求められる可能性があります。
また、公共料金の明細書と銀行取引明細書では、確認できる情報が異なります。
どの書類を提出すべきか迷ったときは、登録画面で求められている書類の種類を確認してください。
銀行の残高証明書について
元のマニュアルでは、残高証明書を取得する方法を紹介していました。
しかし、現在の公式案内では、本人確認に使う取引明細書としてクレジットカード明細書やインターネットバンキングの取引明細書などが紹介されています。
銀行の残高証明書を必ず取得する必要があるわけではありません。
また、「口座に1,000円入っていれば必ず審査に通る」という基準もありません。
余計な発行手数料を支払わないためにも、まずは手元にある明細書やネットバンキングの書類が利用できるか確認しましょう。
⑦ 認証アプリ
Amazonでは、アカウントを安全に利用するために2段階認証を設定します。
これは、パスワードだけでなく、追加の認証を行う仕組みです。
おすすめは「Google Authenticator」などの認証アプリです。
認証アプリでは、一定時間ごとに変わる確認コードを使ってログインできます。
Amazonの画面にQRコードが表示された場合は、次の手順で設定します。
- スマートフォンでGoogle Authenticatorを開く
- アカウント追加を選ぶ
- QRコードをスキャンする
- パソコンのAmazon画面に表示されたQRコードを読み取る
- アプリに表示されたコードを入力する
- 認証が完了したことを確認する
認証方法や設定順序は登録画面によって異なることがあります。
SMSなど別の方法が案内される場合もあるため、必ずしもGoogle Authenticatorだけが必須というわけではありません。
スマートフォンの機種変更に備えて、認証アプリの引き継ぎ方法やバックアップ手段も確認しておきましょう。
STEP 2|大口出品と小口出品、どっちを選ぶ?
Amazonには「大口出品」と「小口出品」の2つの料金プランがあります。
この選択によって、毎月支払う料金や利用できる機能が変わります。
大口出品と小口出品の比較
| 比較項目 | 大口出品 | 小口出品 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 5,390円(税込) | 0円 |
| 販売1点ごとのプラン料金 | なし | 100円(税抜) |
| 販売手数料 | 別途必要 | 別途必要 |
| 広告機能 | 利用可能 | 制限あり |
| 一括出品・詳細レポート | 利用可能 | 制限あり |
| API連携 | 利用可能 | 制限あり |
| おすすめ出品の対象資格 | 対象になり得る | 対象外 |
| おすすめの人 | 継続的に物販を行う人 | 少量から試したい人 |
※Amazon公式料金ページをもとに作成。料金や機能は変更される場合があります。
大口出品をおすすめする理由
自分がおすすめするのは、継続して利益商品を仕入れて販売する予定なら大口出品です。
理由は、Amazonで本格的に物販を行うための機能が使えるからです。
なかでも重要なのが「おすすめ出品」の対象資格です。
「カートを取る」ってどういう意味?
Amazonで商品を購入するとき、多くのお客さんが使うのが「カートに入れる」というボタンです。
同じ商品を複数の出品者が販売している場合、Amazonはその中から条件に応じた出品を、おすすめの購入候補として表示します。
この表示を獲得することが、物販でよく言われる「カートを取る」ということです。
大口出品は、このおすすめ出品の対象になる資格を得られます。
ただし、大口出品に登録するだけで必ずカートを取れるわけではありません。
Amazonは、価格、配送条件、在庫状況、出品者の販売実績など、複数の要素をもとにおすすめ出品を決定します。
つまり、大口出品は販売機会を広げるための選択肢ですが、売上が保証される仕組みではありません。
何個売るなら大口がお得?
プラン料金だけで考えると、毎月50点販売する場合が分かれ目です。
小口出品なら、100円×50点で5,000円(税抜)。
大口出品なら、販売点数にかかわらず4,900円(税抜)です。
そのため、50点以上販売する予定があるなら、プラン料金だけでも大口のほうが安くなります。
ただし、販売点数が少なくても、広告や一括出品などの機能が必要なら大口を選ぶ価値があります。
逆に、まだ仕入れ商品が決まっておらず、販売を少しだけ試したい人なら、小口から始める方法もあります。
出品プランは後から変更できます。
大口出品は、登録直後の料金に注意
Amazon公式ガイドでは、大口出品に登録した場合、アカウント作成時に月額登録料が1度請求され、その後は出品開始まで追加の月額請求が発生しない場合の取り扱いが説明されています。
ただし、登録状況や販売開始後の契約条件によって請求は変わります。
「商品を売らなければ絶対に料金がかからない」という意味ではありません。
アカウントを作成したら、請求履歴と出品プランを確認してください。
STEP 3|Amazon出品者アカウントを作成しよう
必要なものがそろったら、実際に登録を始めます。
パソコンでの作業がおすすめです。
本人確認の書類をアップロードしたり、銀行口座などの情報を入力したりするため、画面が大きいほうが操作しやすくなります。
① Amazon公式の登録ページを開く
まずは、次の公式サイトにアクセスしてください。
Amazon出品用アカウント登録ガイド
公式ページにある「さっそく始める」などの登録ボタンを押します。
大口出品の案内から登録する場合は、月額料金が表示されていることを確認してください。
小口出品を希望する場合は、料金プラン比較ページから小口用の登録導線を選びましょう。
Google検索の広告や第三者サイトではなく、Amazon公式サイトから登録するのが安心です。
② Amazonアカウントを作成する
新しく出品用アカウントを作る場合は「Amazonアカウントを作成」を選択します。
必要な情報を入力します。
- 氏名
- 出品用メールアドレス
- パスワード
パスワードは画面に表示された条件を満たすものを設定してください。
安全性を高めるため、他のサービスと同じパスワードは使わず、長く複雑なものを設定することをおすすめします。
入力が終わったら「次へ」を押します。
登録したメールアドレスに確認コードが届くので、表示された指示に従って入力しましょう。
これでアカウント作成の最初の手続きは完了です。
続いて、Amazon公式が案内している5つの登録ステップに進みます。
登録STEP 1|事業情報を入力する
最初に、事業についての基本情報を入力します。
事業所の所在地
日本で物販を行う場合は「日本」を選択します。
事業の種類
会社を設立せず、個人として物販を始める場合は、基本的に「個人」を選びます。
個人事業主として活動していても、法人化していない場合は、Amazonの区分に従って選択してください。
法人で登録する場合は、会社の情報を入力します。
法人の場合に必要になる主な情報
法人の出品者は、会社名、法人番号、登記上の住所などを登録します。
日本の法人番号は13桁です。
国税庁の法人番号公表サイトでも確認できます。
電話番号
電話番号の入力画面が表示されたら、国コードと番号を確認して入力します。
SMSなどによる確認が求められた場合は、届いたコードを入力しましょう。
画面によっては画像認証が表示されることもあります。
表示された問題に従って進めてください。
登録STEP 2|出品者本人の情報を入力する
次に、アカウントを登録する本人の情報を入力します。
主に必要になるのは次の情報です。
- 氏名
- 国籍
- 出生国
- 生年月日
- 居住住所
- 電話番号
- 本人確認書類の情報
名前の入力方法
ローマ字入力を求められた場合は、画面上の「名」「姓」の表示を確認して入力します。
例えば、山田太郎さんの場合、次のようになります。
名:Taro
姓:Yamada
カタカナ入力欄がある場合も、画面の指定に従ってください。
ここで大切なのは、名前の順番を自己判断せず、入力欄の表示を確認することです。
住所の入力方法
住所は、本人確認書類と一致する内容で入力します。
特に次の項目を確認してください。
- 郵便番号
- 都道府県
- 市区町村
- 番地
- 建物名・部屋番号
表記が異なる場合でも直ちに審査に落ちるとは限りませんが、内容に矛盾があると確認が必要になる可能性があります。
引っ越したばかりで本人確認書類の住所が古い場合は、書類の住所変更を済ませてから登録するのが安心です。
質問には正直に答える
登録途中で、健康食品・サプリメント・美容品などの取り扱いや、過去の行政処分について質問される場合があります。
ここは適当に「いいえ」を選んではいけません。
実際に扱う予定の商品や過去の事実に基づいて回答してください。
また、法人の場合は、登録する人が実質的支配者や法定代理人に該当するかなどの確認が必要になる場合があります。
登録STEP 3|請求先と銀行口座を登録する
ここでは、お金に関係する情報を登録します。
Amazon公式ガイドでは、クレジットカードと銀行口座の情報を入力する手順として案内されています。
画面に必要な項目が表示されたら、それぞれ入力しましょう。
クレジットカード情報
主に入力するのは次の情報です。
- カード番号
- 有効期限
- カード名義
- 必要に応じてセキュリティコード
- 請求先住所
クレジットカードの情報は、実際のカードやカード会社に登録されている内容と一致させます。
請求先住所が自宅住所と異なる場合は、カード会社に登録している正しい情報を確認してください。
銀行口座情報
売上金を受け取る銀行口座を登録します。
銀行口座情報は、登録途中に入力する場合と、セラーセントラルで追加確認が必要になる場合があります。
いずれの場合も、入金先として正しく登録できているか、審査完了後に確認しましょう。
登録STEP 4|ストア名と商品情報を入力する
次に、Amazonのお客さんに表示されるお店の名前を決めます。
これが「ストア名」です。
例えば、次のような名前です。
- 〇〇ストア
- 〇〇オンラインショップ
- 〇〇商店
- 〇〇セレクトショップ
ストア名は、購入者が商品を購入するときに目にする情報のひとつです。
覚えやすく、不自然な表現のない名前がおすすめです。
すでに他の出品者が使用しているストア名は利用できないため、別の名前を考える必要があります。
ストア名と法人名・個人名は、必ずしも同じである必要はありません。
変更できる項目ではありますが、最初から長く使える名前を選んでおくと便利です。
商品についての質問に答える
登録途中では、次のような質問が表示される場合があります。
商品にUPC・EAN・JANなどの商品コードがありますか?
国内メーカーの商品を仕入れて販売する予定なら、JANコードがついている商品を扱うことが多いでしょう。
ただし、すべての商品にJANコードがあるわけではありません。
自分が実際に取り扱う予定の商品に合わせて回答してください。
製造メーカーまたはブランド所有者ですか?
既存メーカーの商品を仕入れて再販売する場合は、通常、自分がその商品のブランド所有者というわけではありません。
自社ブランドを保有している場合などは、実際の状況に合わせて回答します。
また、Amazonにはブランド所有者向けの「Amazonブランド登録」という制度もあります。
これは通常の出品者アカウント作成とは別の制度であり、すべての物販初心者が登録する必要はありません。
登録STEP 5|本人確認を完了させる
最後に、本人確認を行います。
Amazonでは、身元を確認するための書類のアップロードや、顔写真などによる確認を求めています。
① 本人確認書類をアップロードする
運転免許証の場合は、表面と裏面を撮影します。
パスポートの場合は、顔写真ページなど、指定された部分を撮影します。
撮影するときは、次の点に注意してください。
- 書類の四隅がすべて見える
- 文字がはっきり読める
- 光が反射していない
- 写真がぼやけていない
- カラー画像である
- 有効期限が切れていない
スマートフォンで撮影した写真や原本のスキャンデータを利用できます。
ただし、スクリーンショットは本人確認書類として認められていません。
また、ファイル名に特殊記号などを使用しないようにしてください。
Amazon公式で案内されている主なファイル形式は、JPG・JPEG・PNG・PDF・TIFFなどです。
② 取引明細書などをアップロードする
画面に表示された書類の種類を確認してアップロードします。
取引明細書は、原則として過去180日以内に発行されたものを用意してください。
住所確認書類などを追加で求められた場合も、指定された条件に合うものを提出します。
重要:本人確認書類と取引明細書は、異なる目的で確認されます。同じ書類で必ず両方を代用できるとは限りません。
③ 顔写真またはビデオ通話で本人確認する
Amazonの案内では、書類のアップロード後に、次のいずれかの確認が求められる場合があります。
方法A:顔写真と本人確認書類を撮影する
画面の指示に従って、本人確認書類や自分の顔を撮影します。
必要に応じて、顔の向きを変えるなどの操作があります。
方法B:Amazon担当者とのビデオ通話
オンラインで担当者と本人確認を行う方法です。
画面に従って通話に参加するか、予約を行います。
ビデオ通話を利用する場合は、本人確認書類と必要な住所確認書類を用意してください。
必ずしも自分で自由に方法を選べるとは限らないため、表示された案内に従って進めます。
④ 審査結果を確認する
すべての手続きを終えたら、Amazonによる審査が行われます。
Amazon公式の本人確認案内では、審査にかかる時間は3営業日が目安とされています。
ただし、提出内容や追加確認の有無によって時間が延びる場合があります。
審査中は、Amazonから届くメールや登録画面のお知らせを確認してください。
追加書類を求められた場合は、案内に従って対応します。
審査が承認され、出品機能が利用できる状態になったら、アカウント開設の手続きは完了です。
ここまで進んだら、次は販売を始めるための初期設定です。
STEP 4|アカウント開設後に必ず確認したい初期設定
Amazonのアカウントは、作成しただけで販売準備がすべて整うわけではありません。
特に、売上金を受け取る銀行口座や、配送に関する設定は重要です。
ここからは、物販初心者が確認しておきたい設定を順番に解説します。
① セラーセントラルにログインする
Amazonの出品者向け管理画面は「セラーセントラル」と呼ばれます。
ログインはこちらです。
この画面から、商品の出品や価格変更、在庫管理、注文対応などを行います。
審査完了後、画面に「初めて出品します」などの案内が表示されたら、指示に従ってください。
販売形態について質問された場合、メーカーの商品を仕入れて販売する物販であれば、実態に応じて「再販業者」を選択します。
② 2段階認証と追加情報を確認する
まずはアカウントのセキュリティ設定を確認します。
登録中に2段階認証を済ませていない場合は、設定を完了させてください。
また、Amazon公式では、セラーセントラルにログインしたあと、割賦販売法に関連する情報の提出状況を確認するよう案内しています。
通常はアカウント登録時に必要な情報を提出しますが、未完了の場合には追加情報の入力を求められることがあります。
セラーセントラルのトップページに「追加情報の入力が必要です」などの表示があれば、優先して対応しましょう。
③ 銀行口座の登録を確認する【最優先】
売上金を受け取る銀行口座の設定を確認します。
登録途中で入力した場合も、情報に間違いがないか見直しましょう。
セラーセントラルで「設定」から「出品用アカウント情報」へ進み、銀行口座に関する項目を探してください。
画面によっては「銀行口座情報」「入金方法」などの名称で表示されます。
銀行口座情報の入力
国内銀行の口座を登録する場合は、次の項目を確認します。
- 銀行名・銀行コード
- 支店名・支店コード
- 口座種別
- 口座番号
- 口座名義人
特に注意したいのが口座名義人です。
日本の銀行口座では、Amazon側で半角カタカナなどの指定があるため、入力欄のルールに合わせて登録します。
例:山田太郎さんの場合
ヤマダ タロウ
姓と名の間には半角スペースを入れます。
ただし、実際の銀行口座名義が別の表記になっている場合は、銀行の正式な名義とAmazonの入力ルールを確認してください。
口座番号は、指定された桁数や入力方法に従います。
登録できたら、確認画面で内容をもう一度チェックしましょう。
売れたらすぐに入金される?
Amazonの売上金は、商品が売れた瞬間に銀行口座へ振り込まれるわけではありません。
Amazonでは通常、一定の決済サイクルで売上金の支払いが行われます。
また、配達予定日や留保期間、返金・手数料・アカウント状況によって、実際の入金額と入金日は変わります。
そのため、売上金が入金される前にカードの支払日が来ても困らない資金管理が大切です。
④ 自己発送の配送設定を確認する
Amazonでは、注文された商品を自分で発送する方法があります。
これを「自己発送」または「出品者出荷(FBM)」と呼びます。
自己発送を行う場合は、配送設定を確認してください。
セラーセントラルの「設定」から「配送設定」を開きます。
配送料を確認する
配送設定には、地域別の送料を設定できる項目があります。
大口出品では、対象商品について配送パターンを編集できます。
例えば、北海道や沖縄、離島など、通常より配送費用が高くなりやすい地域があります。
元のマニュアルでは、次のような追加料金を例としていました。
| 配送先 | 追加送料の設定例 |
|---|---|
| 北海道 | 500円 |
| 沖縄 | 500円 |
| 一部離島 | 1,500円 |
ただし、これはAmazonが指定する標準料金ではありません。
また、すべての商品カテゴリー・配送パターンで自由に地域別送料を追加できるわけではありません。
実際に利用する配送会社の料金、商品サイズ、カテゴリーの制約などを確認して設定してください。
例えば、ネコポスなどで全国一律に近い送料で発送できる商品なら、高額な地域別追加料金が必要とは限りません。
反対に、大型商品を扱う場合は、上記の例では送料が足りないこともあります。
配送料を設定したら、必ず保存してください。
配送パターンは商品によって分ける
小型の商品と大型の商品では、発送にかかる費用が大きく異なります。
必要に応じて、商品サイズや配送方法に応じた配送パターンを用意すると管理しやすくなります。
最初に送料を確認しておくことで、売れたあとに送料で赤字になるリスクを減らせます。
⑤ 自己発送の出荷作業日数を確認する【2026年10月変更】
出荷作業日数とは、注文を受けてから商品を発送するまでに必要な営業日数のことです。
副業で物販を行う場合、毎日すぐに発送できるとは限りません。
だからこそ、発送できる日数を正しく設定しておく必要があります。
2026年10月20日から設定方法が変わる
Amazonの公式発表によると、2026年10月20日から、アカウント共通のデフォルト出荷作業日数に関する設定が変更されます。
変更後、アカウント共通の設定で選べるのは、原則として次の2つです。
- 当日の営業日(0日)
- 翌営業日(1日)
それまでデフォルトで2日に設定していた場合も、1日に変更されると案内されています。
そのため、これまでのように「とりあえず全商品を2日にしておけば安心」という方法は使えなくなります。
2営業日以上必要な場合は?
特定の商品に2営業日以上の準備期間が必要な場合は、商品ごとのSKU設定を確認します。
SKUとは、Amazonで在庫を管理するために使う商品ごとの管理番号です。
Amazonが案内している選択肢には、SKU単位の出荷作業日数の設定や、自動出荷作業日数(AHT)の利用があります。
副業で自己発送をする場合は、販売開始前に必ず次の点を確認してください。
- 注文を受けてから何営業日で発送できるか
- 商品ごとに必要な準備日数
- 休日の発送対応
- 配送設定の自動化の利用状況
- 注文画面に表示される発送期限
2026年11月9日からの変更にも注意
Amazonでは、自己発送の配送パフォーマンスに関する要件も更新すると発表しています。
自動化を利用せず、配送所要日数を手動で設定している対象注文では、期日内配送率97%以上を維持する要件が案内されています。
出荷作業日数を長くすれば何でも解決するわけではありません。
現実に発送できる日数を設定し、注文後は期限を守って発送することが大切です。
⑥ 出荷元住所の表示名を確認する
自己発送で商品を送る場合は、出荷元住所も確認しておきましょう。
セラーセントラルの「配送設定」や「一般配送設定」などから、出荷元住所に関する項目を探します。
住所の表示名や呼び名を設定できる場合は、管理しやすい名称に変更しておくと便利です。
例えば「〇〇ストア出荷元」といった名前です。
ただし、ここで注意したいことがあります。
出荷元住所の呼び名を変更しても、購入者に表示される事業者情報や、法律上必要な氏名・住所の表示がすべて隠れるわけではありません。
発送伝票の差出人情報と、Amazonの出品者プロフィールに表示される情報は別です。
本名や住所の公開範囲は、Amazonの出品者情報・法令上の表示ルールを確認してください。
⑦ FBAの初期設定を確認する
FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略です。
商品をAmazonの倉庫に預けておくと、注文後の梱包・発送や一部のカスタマーサービスなどをAmazonが代行してくれます。
副業で物販をする人にとって、発送作業を減らせる便利な仕組みです。
ただし、FBAには配送代行手数料や在庫保管手数料などがかかります。
利用する場合は、料金と初期設定を確認しましょう。
セラーセントラルの「設定」から「FBAの設定」を開きます。
A. FBA寄付プログラム
FBA寄付プログラムは、所定の条件で対象となる在庫を慈善団体などに寄付する仕組みです。
もともと破棄対象だった在庫の一部などが対象になります。
自分の在庫を寄付したくない場合は、設定状況を確認して、必要に応じて無効にします。
設定項目が表示される場合は「FBA寄付プログラム」を探してください。
寄付を希望する場合は、対象条件を確認したうえで利用することもできます。
B. FBA商品のバーコード設定【重要】
ここは2026年にルールが変更された項目です。
Amazonは、2026年3月31日をもってFBAの混合在庫プログラムを終了し、メーカーのバーコードの利用資格を変更しました。
以前は、条件によって同じ商品を他の出品者の在庫と混合して出荷する仕組みがありました。
現在は、再販業者に対するバーコードの要件が変わっています。
一般的なせどり・再販業者は、メーカーのJANコードが付いている商品でも、FBA納品時にAmazonの商品ラベルを使用する必要があります。
FBAを利用する場合は、商品のバーコード設定と納品時のラベル要件を確認しましょう。
自社ブランドなど、Amazon Brand Registry上のブランド代表者として認められている出品者には、別の取り扱いが適用される場合があります。
ラベルを貼らずに納品すると不備につながるため、初回納品前に必ず確認してください。
なお、商品ラベルは自分で印刷・貼付する方法のほか、対象条件に応じてAmazonの有料ラベル貼付サービスを利用できる場合があります。
C. FBAの海外配送
日本国内だけで販売したい場合は、FBA海外配送プログラムの設定状況を確認します。
海外配送を希望しない場合は、対象プログラムが有効になっていないか確認してください。
ただし、FBA海外配送プログラムと、海外Amazonマーケットプレイスでの出品契約は別の仕組みです。
国内向けFBAの海外配送を無効にするだけでは、海外の出品アカウントが解約されるわけではありません。
⑧ コンビニ払い・その他の支払方法を確認する
自己発送を利用する場合は、購入者が選択できる支払方法も確認しておきましょう。
セラーセントラルの「設定」から「出品用アカウント情報」を開き、支払方法に関する設定を探します。
コンビニ払いなどについて、設定の変更が可能な場合があります。
コンビニ払いは無効にするべき?
コンビニ払いでは、注文から支払いまでに時間がかかる場合があります。
そのため、注文確定後すぐに販売代金を回収したい人は、設定を確認しておくとよいでしょう。
ただし、コンビニ払いを利用する購入者もいるため、無効にすると販売機会が減る可能性があります。
また、FBAと自己発送では支払方法に関する取り扱いが異なることがあり、すべての注文で出品者が自由に支払方法を変更できるわけではありません。
初期段階では、実際に設定できる項目を確認して、自分の販売方法に合った選択をしてください。
⑨ 請求書払いの入金タイミングを確認する
Amazonには、法人などの購入者向けに請求書払いの仕組みがあります。
この場合、一般的なクレジットカード決済とは売上金の入金タイミングが異なることがあります。
請求書払いでは、購入者の支払いが完了するまで売上金が留保される場合があります。
セラーセントラルに請求書払いの入金タイミングに関する設定が表示される場合は、内容を確認しましょう。
早期入金オプションが利用できる場合でも、手数料や適用条件を確認する必要があります。
元のマニュアルでは「Pay it Faster」という早期入金設定を紹介していましたが、現在のアカウントで利用できるか、手数料が何%かについては、実際の表示を確認してください。
早く入金されることだけでなく、手数料によって利益が減らないかも重要です。
⑩ Amazonポイントの設定を確認する
Amazonでは、商品にポイントを付けて販売できる仕組みがあります。
ポイントは購入者にとってお得ですが、出品者にとっては販売コストにもなります。
例えば、1万円の商品に1%のポイントを設定すると、100ポイントの付与になります。
ポイント費用が出品者負担となる場合、利益を計算するときにその分を考慮する必要があります。
ポイントセントラルを確認する
セラーセントラルのメニューから、ポイントの設定・管理に関する画面を開きます。
画面に「Amazonポイントセントラル」がある場合は、現在の設定を確認しましょう。
Amazonでは過去に、ポイントの自動適用を行う制度が導入されています。
そのため、最初の段階でポイント付与率を確認しておくことが大切です。
利益を優先するなら0%も選択肢
ポイントを付けると利益が減る場合は、0%に設定する方法があります。
ただし、ポイント付与によって購入率が上がる可能性もあります。
そのため、必ず0%が最適とは限りません。
まずは商品ごとの利益計算にポイント費用を含めて、必要かどうかを判断しましょう。
設定を変更した場合は、保存後に反映状況も確認してください。
⑪ 海外の出品アカウントがないか確認する
Amazonでは、日本以外のマーケットプレイスでも商品を販売できます。
これは「Amazonグローバルセリング」と呼ばれる仕組みです。
登録状況によっては、海外のマーケットプレイスがアカウントに関連付けられている場合があります。
日本だけで販売する予定の人は、登録されているマーケットプレイスを確認しましょう。
確認する方法
セラーセントラルで、アカウント管理やマーケットプレイスに関するメニューを開きます。
画面内の国・地域の一覧を確認してください。
日本以外の国が表示されていても、その表示だけで、海外の月額料金が別途請求されているとは限りません。
契約状況や請求履歴も確認する必要があります。
海外販売をしない場合
日本以外のマーケットプレイスで契約していて、今後も販売する予定がない場合は、該当地域の出品契約の解約を検討します。
Amazon公式ガイドでは、日本だけで販売する場合、海外地域ごとにログインして個別の解約手続きが必要になると説明しています。
ただし、日本の出品アカウントまで誤って解約しないよう注意してください。
海外アカウントの表示や請求内容が分からない場合は、自己判断で解約ボタンを押さず、Amazonの出品者サポートに確認しましょう。
⑫ アカウントの健全性を確認する
Amazonで物販を続けていくうえで、とても重要なのが「アカウントの健全性」です。
これは、出品者がAmazonの販売ルールを守り、適切なサービスを提供できているかを確認するための管理画面です。
セラーセントラルの「アカウント健全性」や「パフォーマンス通知」を定期的に確認しましょう。
特に注意したいのは次の項目です。
- 商品が説明どおりの状態で届いているか
- 注文を期限内に発送できているか
- キャンセル率が高くなっていないか
- 購入者からの問題報告が増えていないか
- 真贋や知的財産権に関する警告が出ていないか
Amazonのアカウント健全性には、スコアや警告など、複数の指標があります。
単純に「緑なら安全、赤なら必ず停止」というものではありません。
警告内容によって必要な対応は異なります。
Amazonから重要なお知らせが届いた場合は、放置せずに内容を確認しましょう。
STEP 5|販売開始前に確認したい3つのこと
アカウントの初期設定が終わっても、すぐに何でも販売できるわけではありません。
仕入れる商品によっては、追加の確認が必要です。
① 商品の出品許可を確認する
Amazonでは、一部の商品やブランド、カテゴリーについて、販売前に出品許可が必要になる場合があります。
同じ商品を他の出品者が販売していても、自分のアカウントでは出品できないことがあります。
特に初心者は、商品を仕入れる前に、セラーセントラルで販売できるか確認する習慣をつけましょう。
出品できない商品を仕入れてしまうと、在庫だけが残る可能性があります。
② 中古品を扱う場合は古物商許可を確認する
中古品などの古物を仕入れて継続的に販売する事業では、原則として古物商許可が必要になる場合があります。
新品として購入した商品でも、取引の実態によって判断が必要なケースがあります。
アカウント登録ができたことと、必要な許認可がそろっていることは別です。
中古品を取り扱う予定の人は、事前に管轄の警察署や都道府県公安委員会の案内を確認してください。
③ 仕入れ証拠を保存する
Amazonでは、商品が正規品であることを確認するため、仕入れに関する書類を求められる場合があります。
特に、真贋に関する確認が発生したときは、商品の仕入れ先や取引内容を説明できることが重要です。
商品を仕入れたら、次の記録を保存しておきましょう。
- 購入日
- 仕入れ先
- 商品名
- 数量
- 仕入れ金額
- 領収書や請求書など
ただし、一般の小売店のレシートだけで、Amazonが求める真贋確認の条件を必ず満たせるわけではありません。
仕入れ先と証明書類の信頼性も意識しましょう。
初心者がつまずきやすいトラブルと解決方法
トラブル①|セラーセントラルにログインできない
考えられる原因
購入用アカウントと出品用アカウントのメールアドレスを混同している、認証情報が異なる、ブラウザの問題など。
解決方法
まず、登録したメールアドレスが正しいか確認します。
次に、パスワードと2段階認証を確認してください。
それでも解決しない場合は、ブラウザのキャッシュを削除するか、別のブラウザで試します。
Amazon公式でも、メールアドレスの確認やブラウザの変更が案内されています。
安易に別の出品者アカウントを作り直さず、既存アカウントの復旧手続きを利用しましょう。
トラブル②|本人確認の審査が通らない
考えられる原因
書類の不備、有効期限切れ、画像の不鮮明さ、登録情報との不一致など。
解決方法
提出書類の四隅や文字が確認できるかチェックします。
氏名・住所などの情報も見直してください。
再提出の指示が届いている場合は、その内容に従って対応します。
トラブル③|商品が売れたのに入金されない
考えられる原因
銀行口座情報の誤り、売上金の留保、決済サイクル、追加確認の未完了など。
解決方法
まず「ペイメント」などの画面で、売上金が支払い可能な状態になっているか確認します。
銀行口座の名義や口座番号なども見直してください。
口座情報に問題がない場合でも、売上金が一定期間留保されていることがあります。
原因が分からなければ出品者サポートへ問い合わせましょう。
トラブル④|海外の請求が表示される
考えられる原因
海外マーケットプレイスの契約や料金、その他の請求など。
解決方法
請求の発生元と契約している国・地域を確認します。
海外マーケットプレイスの利用状況を調べ、必要に応じて解約を検討してください。
日本のアカウントまで解約しないよう注意しましょう。
トラブル⑤|認証コードが届かない
考えられる原因
電話番号の変更、SMS受信設定、認証アプリの機種変更など。
解決方法
登録済みの電話番号や認証アプリを確認します。
別の認証方法が利用できる場合は、画面の案内に従ってください。
利用できる方法がない場合は、Amazonのアカウント復旧手続きを確認しましょう。
トラブル⑥|商品が出品できない
考えられる原因
ブランドやカテゴリーの出品制限、商品の状態や登録情報の不一致など。
解決方法
セラーセントラルで対象商品の出品条件を確認します。
出品許可を申請できる商品であれば、必要な書類を確認してください。
許可が得られるまでは、追加の仕入れを控えましょう。
トラブル⑦|突然アカウントに警告が届いた
考えられる原因
発送遅延、注文不良、ポリシー違反、商品の真贋に関する問題など。
解決方法
セラーセントラルの「アカウント健全性」と「パフォーマンス通知」を確認します。
警告の内容を読み、求められている手続きに従ってください。
アカウントの状態に関係する問題を放置すると、販売機能に制限がかかる場合があります。
アカウントを安全に管理するための注意点
Amazonの出品者アカウントは、長く販売を続けていくための大切な管理基盤です。
だからこそ、セキュリティにも気を配りましょう。
公共Wi-Fiの利用について
カフェや駅のフリーWi-Fiには、通信の安全性に注意が必要です。
不特定多数が利用するネットワークでは、偽のアクセスポイントなどのセキュリティリスクがあります。
ただし、「他の出品者と同じWi-Fiを使っただけで必ずアカウントが停止する」という根拠は確認できません。
出先でセラーセントラルにアクセスする場合は、信頼できる通信環境を利用しましょう。
スマートフォンのモバイル通信やテザリングを使う方法もあります。
アカウントをむやみに増やさない
Amazonでは、複数の出品用アカウントに関して条件が設けられています。
「同じ名義で一生に1アカウントしか作れない」という単純なルールではありませんが、正当な事業上の必要性など、Amazonの規定を守る必要があります。
ログインできなくなったからといって、新しい出品者アカウントを作り直すのは避けてください。
まずは既存アカウントの復旧を行いましょう。
セラーセントラルをブックマークしよう
毎日利用する画面なので、ブックマークしておくと便利です。
https://sellercentral.amazon.co.jp
Chromeならアドレスバーの星マークから保存できます。
公式サイトをブックマークしておけば、偽サイトにアクセスするリスクを減らすことにもつながります。
最後に|販売開始前の最終チェックリスト
ここまで終わったら、最後にチェックリストで確認しましょう。
アカウント登録
- 出品専用のメールアドレスを準備した
- 本人確認書類を正しく提出した
- 取引明細書など必要な書類を提出した
- クレジットカード情報を登録した
- 自分に合った出品プランを選んだ
- Amazonの審査が完了した
お金に関する設定
- 売上金の受取銀行口座を登録した
- 口座名義・口座番号を確認した
- 大口出品の月額料金を確認した
- Amazonポイントの設定を確認した
- 請求書払いの入金条件を確認した
- 海外マーケットプレイスの契約状況を確認した
発送に関する設定
- 自己発送の送料設定を確認した
- 出荷元住所を確認した
- 自己発送の出荷作業日数を確認した
- FBAのバーコード要件を確認した
- FBA寄付プログラムの設定を確認した
- FBA海外配送の設定を確認した
アカウントの安全管理
- 2段階認証を設定した
- 認証方法のバックアップを確認した
- アカウント健全性の画面を確認した
- 出品予定商品の販売制限を確認した
- 必要な許認可を確認した
- セラーセントラルをブックマークした
Amazon物販は、アカウント開設がゴールじゃない
ここまで設定できれば、商品を販売するための準備が大きく前進します。
しかし、アカウントを作るだけで利益が生まれるわけではありません。
実際に利益を出すために必要なのは、需要のある商品を見つけ、手数料や送料を計算し、適切な価格で販売することです。
Amazonには多くの購入者がいる一方で、販売できる商品や守るべきルールもあります。
最初から大量に仕入れる必要はありません。
まずは少数の商品から始めて、仕入れから販売、発送、入金までの流れを一通り経験しましょう。
最初の1商品を問題なく販売できれば、次に必要なことも見えてきます。
アカウントを正しく作る。販売ルールを守る。利益が出る商品を見つける。
この3つを意識して、Amazon物販の第一歩を踏み出してください。
参考:Amazon公式ページ
Amazon出品用アカウント登録ガイド
https://sell.amazon.co.jp/sell/account-registration
Amazon出品者アカウントの本人確認手順
https://sell.amazon.co.jp/sell/identity-verification
Amazon出品料金・プラン比較
https://sell.amazon.co.jp/pricing
Amazonセラーセントラル
https://sellercentral.amazon.co.jp
2026年3月31日:FBA混合在庫プログラムの終了
https://sellercentral.amazon.co.jp/seller-forums/discussions/t/f01f58de-d9dc-4964-affa-966bd2876bc8
2026年10月20日・11月9日:自己発送要件の更新
https://sellercentral.amazon.co.jp/seller-forums/discussions/t/a5226c7b-ea06-4c21-8dbf-95e5139a7c09
※このマニュアルは2026年10月16日時点で確認できる公式情報をもとに作成しています。Amazonの登録画面、審査条件、料金、配送設定、各種プログラムの仕様は予告なく変更される可能性があります。実際の手続きでは、Amazon公式サイトとセラーセントラルに表示される最新の情報を優先してください。
